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今回は実機相当機の構造と仕様について紹介します。
1.構造について
構造図→http://www.kubota-pump.com/syosuiryokuhatuden/kouzou.html
構造図をもとに電気を生み出すしくみを簡単に説明しますと、
(1) 水は図の左から右へ流れる
(2) ガイドベーン(案内羽根)によって流れの向きが変わる
(3) 水力により水車ランナ(羽根車)を回転させる
(4) 主軸を介しビルトイン発電機のローターが回り発電
(5) 電気はケーブルを通り負荷へと送られる
2.実機水車について
モデルとして試作した水車について、性能試験を行いました。その時の設置の様子と仕様、またこの水車により得られるメリットについて示します。
(1) 性能計測の様子はhttp://www.kubota-pump.com/mailcheck.htmlです。
(2) 仕様
水車型式 :インライン型(発電機内蔵型)
水 量 :10m3/min
有効落差 :16m
発電機出力 :18.5kw
水車総合効率 :73%
回転速度 :1500min-1
無拘束速度 :2700min-1
出、入口径 :300mm
全 長 :約1500mm
質 量 :約1000kg
材 質 :ランナ CAC402
ケーシング FC200
主軸 SUS403
発電機形式 :誘導発電機(ビルトイン型)6極22kW
電 源 :AC200V、3相
周波数 :50Hz
(3) コストメリット
この水車を使い1年間で節約できる電気料金は、電気使用料を10(円/KW・h)とすると、
18.5(KW)*24(h)*365(day)*10(円/KW・h)=1,620,600(円)
(4) 二酸化炭素削減量
この水車を使い年間を通して発電したとすると、石油火力発電と比較して以下の
ような削減量となります。値は二酸化炭素換算です。
18.5(KW)*24(h)*365(day)*(0.733(kg/kwh)−0.018(kg/kwh))=116(ton/年)
石油火力発電CO2排出量・・・0.733(kg/kwh)
水力発電CO2排出量 ・・・0.018(kg/kwh)(電力中央研究所報告書参照)
国民一人当りの年間排出量(1999年) ・・・9.67(ton/人・年)
削減目標量は1990年(基準年)に対し6%削減として・・1.12(ton/人・年)
(JCCCAホームページ参照)
3.アプリケーション
上水道残圧利用、工場内残圧利用、農業用水落差利用、ダム維持放流などに適用でき、照明、空調、ポンプ、噴水、融雪などの負荷に電気を供給することで電気料金の節約を図ることができます。
二酸化炭素削減が求められる今、自然エネルギーの代表格である水力発電の活用について是非ご検討ください。
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