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1.融雪設備の設置が望ましい場所
これまでのメールで紹介してきた融雪設備の設置が望ましい場所は次の通りです。
1)5%以上の勾配の上り坂、3%以上の勾配の下り坂
2)曲率半径50m以下の曲線部
3)交差点などの一時停止が必要な場所
4)橋梁や高架道路などの部分的積雪・凍結が起こりやすい場所
5)トンネルや有料道路の料金ゲート周辺などの機械除雪が困難な場所
6)車道側帯や中央分離帯、安全地帯など
7)市街地や通学道路、バス停付近の歩道など
※(社)建設電気技術協会・ロードヒーティング設備の設計指針による
もちろん、これら以外にも必要な場所はありますし、豪雪地帯ならなおさら必要な場所は増加するでしょう。
また、以前にも紹介したように「冬期バリアフリー」の対策として安全な歩行空間を確保することが重要視されてきたため、歩道や公共施設などへの設置が増加するでしょう。
2.環境に合った制御方法
このように様々な場所に設備を設置することが考えられますが、その環境に合った制御をしなければ意味がありません。
降雪はほとんどないが気温が低いため凍結防止をメインとして稼働させたい場合、気温はそれほど下がらないので降雪に合わせて稼働すればいい場合などです。
制御を行うためのセンサーには次のようなものがあります。
1)路面温度センサー
2)路面水分センサー
3)路盤温度センサー
4)降雪センサー
5)外気温度センサー
必要なセンサーを組み合わせ、設置場所に合わせた制御を行うことによって最適な運転状態で稼働しランニングコストも抑えることができます。
さらに、気象予測システム(アメダスデータなどを利用して運転方法を柔軟に変更する)や遠隔監視システム(各設備の稼働状況を監視し遠隔操作を行う)などを導入することにより、より細かな制御が行われるようになってきました。
3.最後に
我々は、高騰するランニングコストや環境への負荷といった問題を解決するために様々な研究・開発を推進しています。そして融雪設備による雪氷対策を通じて、より安全で安心して暮らせる街作りを目指しています。
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